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年齢とともに変化する女性のニオイ

最終更新日:2020.10.26

女性のニオイは年齢とともに変化していくことをご存知でしょうか?若い頃は気にならなかったけれど、以前よりもニオイやすくなったと感じているといる方は多いと思います。

男性のイメージが強い「加齢臭」ですが、年齢を重ねると女性にも「加齢臭」は発生します。今回は、年齢とともに変化する女性のニオイについてご紹介します。

年齢とともに変化する女性のニオイ 年齢とともに変化する女性のニオイ

年齢とともに変化する女性のニオイ

1.そもそも「加齢臭」とは?

加齢臭は、加齢に伴って生じる若い頃にはなかった中高年特有のニオイですが、どんなニオイのことを指すのでしょうか。

一般的には、「古本のニオイ」「枯れ葉のニオイ」などに例えられています。

■加齢臭発生のメカニズム

加齢臭発生のメカニズム加齢臭発生のメカニズム?

私たちの体には、皮膚のうるおいを保つための皮脂を分泌する皮脂腺があります。

年齢を重ねると、この皮脂腺の中の「パルミトオレイン酸」と呼ばれる脂肪酸が増加し、それと同時に、皮脂が酸化して生じる「過酸化脂質」が増えます。

このパルミトオレイン酸と過酸化脂質が結びき、酸化・分解されると「ノネナール」という物質が発生します。

この「ノネナール」が加齢臭のニオイの元となるのです。

加齢臭は、男女ともに発生するものですが、女性よりも男性のほうに強く発生するのは、男性の方が皮脂の分泌量が多いことが原因のひとつと言われています。

2.加齢臭はどこから発生しているの?

加齢臭は、皮脂腺から分泌される皮脂がニオイの原因となるため、皮脂腺が多い部位から加齢臭が発生しやすいとされています。具体的にはどの部位になるのでしょうか。

加齢臭はどこから発生しているの?加齢臭はどこから発生しているの?

●頭
●ワキ
●胸
●耳の後ろ
●首の後ろ
●背中

上記のように、加齢臭は全身から発生していますが、中でも頭皮は皮脂の分泌量が多く、加齢臭が発生するようになると「枕が臭う」とよく言われています。

3.女性の加齢臭はいつから始まる?

これまでご紹介したように、女性よりも男性の方が強く発生する「加齢臭」ですが、もちろん女性でも「加齢臭」は発生しています。


女性の加齢臭はいつから女性の加齢臭はいつから

個人差ははありますが、30代後半からニオイの変化が始まりやすいと言われています。その大きな要因は、女性ホルモンの減少にあります。

一般的に、女性は女性ホルモンによって皮脂の量が抑えられているため、男性よりも加齢臭が発生しにくいと言われますが、女性も年齢を重ねるとともに女性ホルモンが減少していきます。

すると男性ホルモンが優位になるため、皮脂分泌が促進され、加齢臭も発生しやすくなってしまうのです。

また、近年、若い女性特有の甘い香りも、30代を境に大きく減少することが研究によって明らかになりました。そのため、30代以降になると体臭をより感じやすくなります。


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特に、閉経後の更年期の女性は、女性ホルモンが急激に減少するため、ニオイが強くなると言われています。

さらに、ストレスも加齢臭を強くする要因のひとつです。ストレス社会の現代ですが、過度なストレスは活性酸素を発生させ、皮脂が酸化することで、体臭が強くなります。

更年期に入りホルモンバランスが崩れると、小さなことでもイライラしやすくなり、ストレス臭も発生しやすくなります。

また、ミネラルや老廃物を含んだベタベタ汗もニオイの原因です。

水のようなサラサラとした汗は無味無臭ですが、普段から汗をかく習慣がなく汗腺が弱っている人の汗は、ミネラルを多く含み、常在菌が増えることでニオイを発生させやすくなります。
汗腺に溜まった老廃物や垢が、汗と一緒に排出されて、より臭いやすくなります。

更年期に起こるホットフラッシュなどによってドッと出る汗は、ベタベタとした濃い汗。乾きにくく、においやすい性質があります。

最近では20代や30代でも過度なダイエットや食生活の乱れにより、女性ホルモンのバランスが崩れ、それが原因で加齢臭を発生する女性も増えています。

4.加齢臭が発生しやすい人の特徴

こうした加齢臭は、発生しやすい人と発生しにくい人がいます。

その原因は日頃の生活習慣や食生活と関係があります。加齢臭は皮脂が増えることで発生しやすくなりますが、皮脂が増える原因は生活習慣に潜んでいるのです。

自分のライフスタイルを見直すためにも、加齢臭が発生しやすい人の特徴について見ていきましょう。


加齢臭が発生しやすい人の特徴加齢臭が発生しやすい人の特徴

■アルコールをよく飲む

アルコールを摂取したあと、身体のなかで分解される際に生み出される「アセトアルデビド」という物質が、加齢臭の元となる「ノネナール」と混ざると、ニオイを強くさせてしまいます。

■肥満体質の人

中性脂肪が蓄積されていると、皮脂の分泌量が増えます。加齢臭は皮脂が酸化することで発生するため、皮脂量が増えることで、ニオイが発生しやすくなるのです。

■汗をかく習慣がない

普段から汗をかく習慣がない人は、汗腺が弱っていると考えられます。汗腺が弱っている人は、ミネラルを多く含む汗を発生させ、常在菌を増殖させてしまいます。

汗そのものはニオイがほとんどありませんが、菌が増殖するとニオイを発生させます。

■喫煙をしている

喫煙は、活性酸素を発生させ、皮脂が酸化することで、加齢臭のニオイの元となる「ノネナール」を生みだしてしまいます。

■ストレスを溜めている

ストレスは喫煙と同じく、活性酸素を発生させる原因となります。ストレスを溜めやすい人は、常に活性酸素を発生させている状態なのです。

■肉類や揚げ物が多い

肉類や揚げ物を好んで食べていると、必然的に皮脂の分泌量が多くなってしまいます。

5.女性の加齢臭セルフチェック

わたしたちは、他人のニオイに対してとても敏感ですが、実は自分のニオイに対しては鈍感だと言われています。鼻が自分のニオイに慣れてしまうのが原因です。

ニオイはある日突然発生するものではなく、毎日徐々に強くなっていくものなので、嗅覚がそのニオイに順応してしまうのです。

他人を不快にさせてしまうニオイを知らない間に自分が発生させてしまっているのではないか、と気になっている方は多いはずです。

そこで、簡単にできるニオイのセルフチェック法をご紹介します。


女性の加齢臭セルフチェック女性の加齢臭セルフチェック

■枕を嗅ぐ

頭部は身体の中で特に皮脂腺が多く皮脂の分泌量が多い部位です。寝ている間、長時間触れている枕は加齢臭が移りやすいのです。

■耳の後ろをこする

耳の後ろは、頭皮の次に皮脂腺が多く集まる場所です。また、お風呂で身体を洗うときに、洗い忘れがちになる部位のため、皮脂がたまりやすく、加齢臭が発生しやすくなります。耳の後ろをこすり、自分のニオイをチェックしてみましょう。

■一日着た下着を嗅ぐ

背中からも加齢臭は発生します。自分が一日着た下着のニオイを嗅いでみましょう。下着を脱いでからすぐ嗅ぐのではなく、入浴して嗅覚をリセットした後に嗅ぐのがおすすめです。

6.食生活でできる加齢臭対策

毎日の食生活は「ニオイ」に大きく影響を与えています。どのような食べ物がNGで、どのような食べ物が加齢臭対策になるのかをご紹介します。


■加齢臭が発生しやすい食べ物

加齢臭が発生しやすい食べ物加齢臭が発生しやすい食べ物

・肉類
牛肉や豚肉などには動物性たんぱく質、動物性脂質が含まれています。これらは、身体に必要な栄養素ですが、過剰に摂取することで、脂肪酸を発生させ、結果として「ノネナール」を生みだしてしまいます。


・揚げ物
天ぷらや唐揚げ、とんかつなどの揚げ物は、その脂質が酸化して「ノネナール」を発生させます。


・アルコール
アルコールが身体のなかで分解される際に生み出される「アセトアルデビド」という物質が、「ノネナール」と混ざると、ニオイを強くさせてしまいます。

■加齢臭対策になる食べ物

加齢臭対策になる食べ物加齢臭対策になる食べ物

・ビタミンCやビタミンEを含む食べ物
ニオイの原因物質「ノネナール」は、皮脂に含まれる脂肪酸が酸化することで発生するため、この活性酸素を除去してくれる抗酸化パワーをもった栄養素がおすすめです。


ビタミンC
トマト、ブロッコリー、パセリ、ほうれん草、イチゴ、オレンジ、みかん、レモン


ビタミンE
かぼちゃ、アスパラガス、さつまいも、ウナギ、サバ、ホタテ、キウイ、アーモンド


忙しい日々の食事では、どうしても野菜や果物が不足しがちですが、ニオイケアのためにも意識して取り入れるようにしましょう。

7.身体の洗い方を見直そう

ニオイ対策には、清潔に保つことも大切です。しかし、ゴシゴシと強く洗うのは、肌を気付つけてしまったり、皮脂を落としすぎてしまうため逆効果。

ニオイの原因となる"皮脂"の分泌を抑え、菌の活動・繁殖を断ち切る正しい身体の洗い方をご紹介します。


身体の洗い方を見直そう身体の洗い方を見直そう

■髪の洗い方

①シャンプー前のブラッシング
まずは、シャンプー前の下準備が大切です。髪が乾いた状態で、ブラシを使って髪の毛の汚れやホコリを落としましょう。事前にこの作業を行うだけで、シャンプーの泡立ちが変わります。


②お湯で予洗い
髪の毛に十分にシャワーを当てます。濡らすというよりも洗い流すというイメージで、役~3分じっくり予洗いしましょう。この時、爪を立てずに指の腹で揉みこむようにするのがポイントです。


③水気を切る
じっくり髪を洗い流したら、手グシで水気を切りましょう。髪の毛に水気が多すぎると、シャンプーが流れてしまい、泡立ちにくい状態になってしまいます。


④シャンプーを手のひらで泡立てる
頭髪上で泡立てるのではなく、まずは手のひらで事前に泡立てましょう。直接髪の毛につけると、髪や頭皮を傷つけてしまうためです。


⑤髪ではなく頭皮を中心に洗う
髪についている汚れは予洗いである程度落ちているので、指の腹でマッサージをするように頭皮を優しく洗ってあげましょう。


⑥しっかりすすぐ
髪を洗う工程で一番重要なのは最後のすすぎです。シャンプーはなかなかきれいに落ちてくれないため、シャンプーのすすぎ残しがあると、雑菌や皮脂の原因となってしまいます。


■身体の洗い方

①シャワーで予洗い
まずはシャワーやかけ湯で身体全体を予洗いしましょう。いきなりボディーソープをのせるのではなく、最初に身体を洗い流すことで、表面の汚れや皮脂が浮き上がります。


②加齢臭が出やすい部位は特にしっかり洗う
加齢臭が出やすい、わき、耳の後ろ、胸元、首の後ろ、背中は念入りに洗うようにしましょう。特に耳の後ろや手が届きにくい背中は、洗い忘れが多い部位です。しっかりと意識して洗うようにしましょう。


③擦らずに優しく洗う
汚れをしっかり落とそうとゴシゴシ擦って洗うのは、肌が傷ついてしまうだけでなく、皮脂を落としすぎてしまう事があります。皮脂を落としすぎると、身体は「皮脂がたりない」と判断し、さらに皮脂が分泌されてしまいます。


④しっかりすすぐ
洗い終えたら、泡が残らないようにしっかりと洗い流しましょう。


8.ニオイケア専用の石鹸で洗おう

エフタスデオソープエフタスデオソープ

加齢臭の原因物質である「ノネナール」は一般的な石鹸では落としきれないと言われていることをご存知でしょうか。

普段使っている石鹸は、肌を洗浄するのが目的であるのに対し、ニオイケア専用の石鹸は、汚れの洗浄だけではなく、体臭を防ぐ皮膚の殺菌作用などにも期待できます。

そこでおすすめなのが、大人女性のニオイ悩みに着目した「エフタスデオソープ」です。

皮脂や汗をすっきり洗い流し、気になるニオイの元に働きかける加齢臭対策の強い味方です。また、固形石鹸のため、肌に優しいだけではなく、高い洗浄力でしっかりと洗い流します。

こういったニオイケア専用の石鹸で洗うことは、加齢臭対策への近道です。

9.まとめ

長年、加齢臭というと男性のイメージがありましたが、近年の研究などにより、女性も年齢を重ねるごとにニオイが変化することが知られるようになり、「女性の加齢臭」も注目されるようになりました。

女性ホルモンの減少による皮脂の増加などにより、女性のニオイは変化していきますが、自分のニオイにはなかなか気づかないことが多いものです。

加齢臭の発生を抑えるには、毎日の身体の洗い方や食生活など、生活習慣の見直しも大切です。「もしかして?」と思った方は、早めに、毎日のニオイケアを心がけるようにしましょう。

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