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なぜ固形石鹸がいいの?

最終更新日:2020.10.26

「固形石鹸」は昔に比べて使用する機会が少なくなりつつある方は多いのではないでしょうか。

しかし、固形石鹸には液体石鹸にはないたくさんのメリットがあり、液体石鹸では解決できなかったニオイ悩みも、固形石鹸に変えることで解消しやすくなる可能性もあります。

ここでは、固形石鹸と液体石鹸の違いや石鹸の種類、正しい使用方法など「固形石鹸」について詳しくご紹介します。

なぜ固形石鹸がいいの? なぜ固形石鹸がいいの?

なぜ固形石鹸がいいの?

1.固形石鹸とは

固形石鹸とは固形石鹸とは

固形石鹸とは、天然油脂と強アルカリでつくられており、ボディーソープなどの液体石鹸よりも配合されている成分がシンプルで肌に優しいのが特徴です。

固形石鹸は、界面活性剤の一種で、水と油の混ざり合わない正反対の成分をくっつける働きがあることから、皮脂や汚れをしっかり洗い流すことができます。

2.固形石鹸と液体石鹸の違い

固形石鹸と液体石鹸には形状だけでなく、原料や洗浄力にも違いがあります。


固形石鹸と液体石鹸の違い固形石鹸と液体石鹸の違い

■固形石鹸

【原料】
脂肪酸と水酸化ナトリウムを反応させた「脂肪酸ナトリウム」から作られています。

【特徴】
水に溶けにくく泡立てにくいため、泡立てネットが必要

【洗浄液】
液体石鹸よりも洗浄力に優れています。

■液体石鹸

【原料】
脂肪酸と水酸化カリウムを反応させた「脂肪酸カリウム」から作られています。

【特徴】
水に溶けやすく泡立てやすい

【洗浄液】
固形石鹸の洗浄力には劣ります。

3.固形石鹸のなにがいいの?

では、固形石鹸を使うメリットははどんなことがあるでしょう?詳しくご紹介します。


固形石鹸のなにがいいの?固形石鹸のなにがいいの?

■洗浄力に優れている

固形石鹸は90%が純石鹸成分のため、洗浄力に優れていると言われています。放置するとにおいの原因となる汗や皮脂もすっきりと洗い流します。

石鹸は界面活性剤として機能する石鹸分(脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウム)の力で汚れを落としますが、液体石鹸には3割しか石鹸分が配合されていません。

石鹸分の割合を増やすと固まってしまうため、液体石鹸に石鹸分の割合を増やすことが難しいのです。

対して、固形石鹸はほとんどが石鹸分のため、洗浄力に非常に優れています。

ボディーソープには保湿効果の高いものや、肌と同じ弱酸性で肌に優しいものなどいろいろなタイプがありますが、基本的には酸性です。

■酸性のニオイを中和

液体石鹸は中性~弱酸性のものが多いですが、固形石鹸はどれもアルカリ性の性質を持っています。

体臭の原因の多くは酸性のため、固形石鹸のほうが酸性のニオイを中和して洗い流してくれるのです。

■成分がシンプルで肌に優しい

固形石鹸の原材料は天然の油脂のため、肌への負担が少なく敏感肌の方も使用できます。

また、液体石鹸の場合、固形石鹸のように溶かしながら泡立てる必要がなく、プッシュするだけでそのまま使えてしまうため、気づかないうちに使いすぎてしまっていることがあります。

使いすぎることでお肌に必要な菌まで洗い流してしまうため、少量で洗浄できる固形石鹸はお肌に優しいともいえます。

■コスパがいい

固形石鹸は液体石鹸に比べてコストパフォーマンスが良いです。少量で泡立てることができるため、長期間使用することができます。

■環境に優しい

固形石鹸は、紙による軽包装が多いため、容器やポンプなどのゴミがでる液体石鹸に比べて環境に優しいといえます。

4.固形石鹸の種類

そんな固形石鹸の中にも、いくつかの種類があるのをご存知でしょうか。
固形石鹸をつくる方法にはさまざまあり、製法によってもメリットデメリットがあります。


固形石鹸の種類固形石鹸の種類

■機械練り石鹸

機械練り石鹸とは文字通り、機械で石鹸を練る方法です。人件費がさほどかからないため、低価格で大量生産することができます。

しかし、原料の98%を石鹸素地にする必要があるため、これの他に保湿成分や香料は2%しか配合できないため、特徴を出しにくいのがデメリットでもあります。

また、型崩れしやすかったり溶けやすいのが特徴です。

《メリット》
・大量生産ができる
・価格が安い

《デメリット》
・保湿成分や美容成分をプラスできない
・溶けやすい

■枠練り石鹸

枠練り石鹸とは文字通り、枠の中に成分や香料、色素などを温度の高い流動性のある状態で流し込み、冷やし固める製法です。

30~70%に石鹸素地を抑えることができるため、30~40%を使って保湿成分や美容成分をプラスすることが可能です。

また、製造に手間がかかりますが、枠練りは機械練りに比べて型崩れしにくく、溶けにくいといった特徴があります。

《メリット》
・保湿成分、美容成分をプラスできる

《デメリット》
・大量生産できない
・価格が高い

5.肌質別の石鹸の選び方

石鹸は配合されている成分や製法など違いがさまざまあります。
どの石鹸が良いのか迷った時には、肌質に合わせて選ぶのがおすすめです。肌質別におすすめの石鹸の選び方をご紹介します。


肌質別の石鹸の選び方肌質別の石鹸の選び方

■乾燥肌の方

乾燥肌の方は油分を取り除きつつも潤いのある石鹸がおすすめです。保湿成分であるグリセリンを含む透明な石鹸は、皮脂を多く取りすぎず、乾燥から肌を守ってくれます。

■脂性肌の方

脂性肌はオイリー肌とも呼ばれ、ニキビの原因になったり、化粧崩れが多くなりがちです。さっぱりと洗えてつっぱらない石鹸がおすすめです。

オイルベースに作られている不透明な石鹸で、グリセリンなどの保湿成分が少ないものは、洗浄力が高いため、毛穴の詰まりや皮脂汚れもすっきり洗い流してくれます。

■敏感肌の方

敏感肌は香料や保存料でも刺激を与えてしまいます。オーガニック石鹸など、無添加のものやシンプルな素材のものがおすすめです。

肌への刺激が少なく、汚れを落としてくれるものを選びましょう。

■混合肌の方

日本人の大半は、オイリーと乾燥が混在している肌質だと言われています。

日によって乾燥しやすかったり、オイリーになってしまったりと不安定なことが多い混合肌は、泡切れの良い石鹸で時間をかけすぎずに洗うことがおすすめです。

6.固形石鹸の使い方

固形石鹸の使い方固形石鹸の使い方

①泡立てネットでぬるま湯で泡立てる

固形石鹸に使われている脂肪酸は20度以下では溶けにくいため、ぬるま湯で泡立てるのが重要です。

さらに、泡立てネットを使うことで、少量の石鹸で簡単にふわふわの泡を作ることができます。

②泡を使ってやさしく洗う

肌に直接触れるようにゴシゴシと洗うのではなく、泡を使って優しく洗いましょう。

③泡をしっかり洗い流す

洗い終えたら、すすぎ残しがないようにしっかりと洗い流しましょう。

④固形石鹸の泡と水気を切り、清潔に保管

洗い終えたら、石鹸に残っている泡を洗い流し、湿気の少ない場所で保管してあげると長持ちします。

7.固形石鹸を長持ちさせる方法

固形石鹸は使っているうちにドロドロと溶けだすのが気になるという方がいるかもしれません。

特に美容成分の多く入っている石鹸は溶けやすいため、少しでも長持ちさせる保管方法をご紹介します。


固形石鹸を長持ちさせる方法固形石鹸を長持ちさせる方法

■浴室内で保管しない

濡れたままや泡がついたまま保管していると、泡立ちの良い成分から溶け出していってしまいます。

雑菌繁殖を防ぐためにも使い終わったら拭き取るのが清潔に長持ちさせるポイントです。

■使い終わったら水気を拭き取る

洗い終えたら、石鹸に残っている泡を洗い流し、湿気の少ない場所で保管してあげると長持ちします。

■泡立てネットに入れて吊るす

泡立てネットに入れて吊るすことで、簡単に水気を切ることができ、溶けだすのを軽減してくれます。

■カットして使う

石鹸をまるごと使用すると、水を吸う面積が広くなるため、使いやすい大きさにカットして使用することで、長く使用することができます。

8.ニオイケアには固形石鹸がおすすめ

これまで、固形石鹸の特徴についてご紹介してきましたが、固形石鹸の最大の特徴として「洗浄力が強い」ということがあげられます。


ニオイケアには固形石鹸がおすすめニオイケアには固形石鹸がおすすめ

ニオイの元となる汗や皮脂をしっかりと洗い流し、ニオイにくい肌に導きます。また、固形石鹸は肌にも優しいため、敏感肌の方にも安心してお使いいただけます。


9.まとめ

固形石鹸は液体石鹸に比べて、シンプルな素材のみを配合しているため、肌に優しだけではなく、強い洗浄力を持っているため、ニオイの原因からすっきり解消してくれます。

また、正しい使い方をすることで、長期間使うことができます。

ニオイ対策をしっかりと行いたいという方は、ニオイケア専用の「固形石鹸」で洗うことがニオイケアへの近道です。

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